ルーターを用いない接続共有


ここではルーターを用いずにフレッツADSLの接続を複数のマシンで共有する方法を模索していきます。

ここでいう接続の共有とは、プロバイダのアカウントは1つで複数のマシンが同時にインターネットへの接続が出来る状態のことを言います。

ただし、インターネットに直接つながっているマシン(以下メインマシン)が立ち上がっている必要があります。これは通常の接続共有と同じです。

その1 ハブ(イーサスイッチ)を使う (実験済)

安価に3台以上の接続共有を行うならこの方法です。
すでにハブを持っている場合もこの方法で良いと思います。

まずは普通にLANを組んでください。
メインマシンのIPアドレスは192.168.0.1、サブマシンのデフォルトゲートウェイをメインマシンのIPアドレスにします。

そしてハブとADSLモデムを接続します。
この際注意するのは、ハブとADSLモデムの間はクロスでつながなくてはいけないということです。
1.クロスケーブルを用いる
2.ハブのUpLinkポートを用いる
3.ADSLモデムのスイッチをクロスに設定する
上記3点のうちいずれか一つを行ってください。

次はメインマシンにフレッツADSL接続ソフトをインストールします。

そうすると、ネットワークのプロパティ(Windows2000の場合)に「ローカル エリア接続2」というのができるので、それのプロパティでインターネット接続の共有を行ってください。

これでサブマシンからもインターネットが使えるはずです。

その2 ネットワークカードを2枚差しする (実験済)

2台のマシンで接続共有を安価に行う方法です。

メインマシンにネットワークを2枚差し、その一方とサブマシンをクロスケーブルで結び、もう1枚のネットワークカードとADSLモデムを接続します。

LANの設定はハブを使う場合と同じです。LANに接続されたほうのカードの設定をして下さい。

そしてメインマシンにフレッツADSL接続ソフトをインストールします。ADSLモデムに接続されたほうのカードを選択してください。

そうすると、ネットワークプロパティ(Windows2000の場合)に「ローカル エリア接続3」というのができるので、それのプロパティでインターネット接続の共有を行ってください。共有相手(LAN)の選択も忘れないでください。

こんな感じでいけると思います。手順は違いますがとりあえず実験はしました。